武田時宗先生没後三十年

本日、令和5年12月2日は、大東流合気柔術の重興の祖である武田時宗先生の三十回目の祥月命日である。

武田時宗先生は、大東流合気柔術中興の祖武田惣角先生の子息であり、継承者である。時宗先生は大東流合気柔術技法の名称付け整理を行い、広く国内に支部を創られた。(大東流合気柔術本部HP:https://www.daitohryu.com/history03

現在、大東流合気柔術門下生が初伝として稽古する秘伝目録一箇条から五箇条は武田時宗先生による編纂である(巻物および口伝等を中心に伝承された技法を技法の特徴、階梯別に抽出、整理された)。私たちは、このおかげで日々の稽古を合理的に進めることができる。

私たちには、武田惣角先生から武田時宗先生、近藤勝之先生、近藤昌之先生に継承された大東流合気柔術の道系と、この素晴らしい武道を後世に伝えていく使命がある。

本日、武田時宗先生没後三十年という節目にあたり、そのことにあらためて思いを馳せて、心を引き締めて修行に臨むことを誓う。

大東流合気柔術副本部長・世田谷支部長
教授代理 臼山秀遠

大東流合気柔術 重興の祖 武田時宗先生