倦まず弛まず

世田谷支部の稽古日数が600日を超え、入門者は50名を超えた。数字そのものに強い意味はないが、将来に向けて大東流合気柔術の裾野を拡げることが使命の一つである以上、数字は一つの目安であり、励みになる。

裾野を拡げ、その上に大きく高い建物を築いていきたい。安定した土台・基礎の上にしか大きく高い建物は建たない。漸く道場の土台めいたものができてきたが、まだまだその土台が軟らかく粗い。しっかり踏み固めていかなければいけない。

それは道場のみならず、一人ひとりの門下生も然り、そして指導者も然り。近道はない。自分に厳しく、基本に厳しく、倦まず、弛まず、一歩、一歩。

大東流合気柔術副本部長・世田谷支部長
教授代理 臼山秀遠

一つ一つ積み上げていく